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噫 風に吹かれ舞い散る櫻は
何故この心に侘しさを説くのだろう
人は時を泳ぐたびに 何かを失くしてゆく
水面に搖れる木葉のように
流れて流され消え逝く

愛しくて 愛しくて 心から
言葉みずからぬほどに
貴女への想いよ 永遠に
四季は廻り巡る

噫 影を宿す母なる光に
何故この心は潸潸と泣くのだろう
人は掌を合わせて 明日を願い祈る
けれど私の両の指は
貴女を求めて彷徨う

愛しくて 愛しくて 心から
言葉みずからぬほどに
貴女への想いよ 永遠に
四季は廻り巡る

春過ぎて夏來にけらし
秋が降り冬が芽吹く

愛しくて 愛しくて 刹那くて
涙溢れ出すほどに
悠久の誓いとともに笑け 四季を跨ぎ
愛しくて 愛しくて 心から
言葉みずからぬほどに
貴女への想いよ 永遠に
四季は廻り巡る
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    東雲 藺佐生 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()